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子犬のしつけについて

子犬がしつけをすぐに覚えられると勘違いされる方が非常に多いです。特に、迎え入れてからすぐにトイレのしつけが完璧にできると期待しがちです。もちろん生後まもなくからトイレマナーを覚えられる子もいますが、半年たっても失敗してしまう子もたくさんいます。しつけにかかる時間は、お家の環境、接する時間、しつけ方法、個体差などで異なってきますので慌ててはいけません。

しつけが上手くいかないことにイライラすれば、そのイライラは子犬にも伝わってしまうものだと覚えておきましょう。
フレンチブルドッグは頑固な性格ですが頭の良い犬ですから、愛情をもってあせらず、しつける側も楽しみながらしつけることが大切です。上手くいかなくてあたりまえ、失敗や世話のやける可愛さも楽しんでしまうことが、フレンチブルドッグと共に幸せに暮らすコツです。

 

子犬のしつけについて

しつけのコツ

しつけの準備として、部屋で子犬にいたずらされては困るものは片付け、飼い主の目の届かないときに子犬を自由にさせないなど、まずは環境作りが大切です。
もし、いたずらした場合も、そのいたずらを叱るだけでなく、その代わりに何をすればいいかを教えてあげるようにしましょう。例えば、かじってほしくない家具をかじっていたら「ダメ」や「イケナイ」を伝えてやめさせた後、代わりにかじってもいいおもちゃを与えて、それをかじってくれたら「おりこう」や「いい子」を大げさに褒めて伝えます。

また、そのときにおやつやフードを1粒あげて、褒められることをするとおやつやフードがもらえると覚えてもらいましょう。叱るときも、褒めるときも、その瞬間でないと子犬は理解できないのでタイミングを逃したらスルーしてください。叱るときの「ダメ」や「イケナイ」は低い声、「おりこう」や「いい子」は高い声にするといいでしょう。また叱るときは子犬の名前を呼ばないでください。「〇〇ちゃん!」や「○○ちゃん、ダメやイケナイ」は自分の名前を嫌いになってしまうきっかけになるので気をつけてください。

 

子犬のしつけについて

ご褒美のおやつについて

ご褒美のフードは普段食べているものを使い、おやつを使う場合も子犬期は1~2種類にしてください。ボーロ、ささみ、チーズ、ジャーキー、ビスケット、など色々与えてしまうと、成長過程で何かしらのアレルギーが出たときに原因が分かりづらくなってしまいます。

また犬用のガムや牛のヒヅメは長時間噛んでくれる可能性が高いですが、かじっていて小さくなり、飲み込めるサイズになったら子犬は噛まずに飲み込みますので、使う場合には、飼い主が見守り、飲み込めるサイズになったら回収するようにしてください。子犬は想像以上に大きなものを飲み込みますので注意が必要です。

 

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トイレトレーニング

トイレはケージの中(半分が寝床、半分がトイレ)の1か所にしてください。お部屋が広くて子犬の行動範囲が広い場合でも、トイレを2つ以上にすると子犬は混乱してしまいます。

まず、子犬のトイレのタイミングを観察しましょう。朝起きたあと、遊び終わったあと、昼寝のあと、ごはんのあとなど、子犬はオシッコをしたくなると床をクンクン嗅ぎ始めます。例えば、子犬をケージから出してお部屋で遊んでいるときに、床をクンクン嗅ぎ始めたのを確認したら、ゲージに戻し入り口を閉め、トイレでオシッコをするのを待ちます。

無事オシッコが出来たら、その場ですぐにおやつをあげて大げさに褒め、それからゲージを開けて遊んであげるようにしてください。この時、必ずゲージを開ける前におやつをあげることが重要です。子犬がゲージから出た後にあげると「出た」ことにおやつをもらえたと勘違いしてしまいますので注意してください。

もし、トイレを失敗してしまっても叱ってはいけません。叱っても子犬は何で叱られたか理解ができませんので、失敗しても声を出したり、リアクションをせずに一旦子犬をケージに戻し、清掃、消臭しましょう。失敗したからケージに入れるわけでなく、清掃の邪魔をされないための一時的なもので良いです。とにかく、成功したらその場でおやつと大げさに褒める、失敗しても無視、の繰り返しがトイレトレーニングの近道です。

 

子犬のしつけについて

トイレのターニングポイント

トイレトレーニングがいつまでも上手くいかない場合も、不安になりすぎる必要はありません。子犬期は単純にトイレの回数が多く、オシッコ・ウンチを小分けにして何度もします。そのたびに失敗して、それを掃除して、掃除が終わった頃にまた別の場所で失敗して、また掃除・・・その繰り返しが続いてノイローゼになる方も実際にたくさんいます。しかし、それは一時的なもので、成長して若犬・成犬になるとオシッコ、ウンチの回数が徐々に減ってきます。

また3回目のワクチンが終わった10日~14日後には、散歩に出られるようになります。1日2回(各15分程度)くらいの散歩に行けるようでしたら、散歩の際にオシッコ、ウンチを済ませるようになる子が多いです。そうなると、もともと何かしらのストレスでトイレを失敗していた子も、散歩でのストレス解消によって、徐々に室内でのトイレが出来るようになります。子犬期の大変さは生涯続くものではないと考えて焦らずに頑張りましょう。

 

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クレートトレーニング

お留守番や外出、入院やペットホテル、旅行やドライブなど、さまざまな状況を考え、クレートトレーニングをしましょう。クレートを好きになってもらい、クレートで大人しく待っていられる子になると色々な場面で役立ちます。

初めからクレートに閉じ込めてしまうのではなく、長い時間遊んでいられる気に入ったおもちゃを入れてみたり、子犬が見ていないときにクレートにおやつを入れておいたり、クレートの中でご飯を食べさせてみたりなど、徐々にクレートに入ることへの抵抗を減らしていきます。もともと犬は暗くて狭い場所が落ち着くものですから、慣れてしまえばクレートに入っていることにも抵抗がなくなってきます。

子犬が抵抗を感じなくなってきたら「ハウス」の指示でクレートに入れる練習をしましょう。おやつを見せ、「ハウス」の指示の後におやつをクレート内へ投げ入れます。クレートに入ったら褒めて、クレートに入ったまま後ろの穴からもおやつを与えます。その後にクレートの扉を閉め、閉めたあとに再度おやつを与えて褒めます。まずは短い時間で何回か繰り返し、徐々に長い時間をクレートで待てるようにしていきます。

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