血統書はブリーダーによりJKC(ジャパンケネルクラブ)に申請致します。申請は平均的に子犬が生後2~3ヶ月程度の時期にブリーダーさんが行います。ブリーダーさんが申請後、発行されるまでに通常2~3ヶ月かかります。準備が出来次第お客様のもとに郵送させていただきます。お届けまでにお時間がかかるものですが必ず郵送しますのでご安心ください。
血統書の見方
FCIという世界的に犬を管理をする団体があります。 FCIはドッグショーで用いられる犬種グループの分類を決めたりするだけでなく、全世界各国の様々な団体をも管理しています。
■アメリカ=AKC
■ イギリス=KC
■ オーストラリア=ANKC
■日本=JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)
その他、JCC(日本コリークラブ)、PD(日本警察犬協会)などの団体があります。
JKCを含めたこれらの団体が発行する犬の血統証明書が「血統書」です。 血統書は血統を管理することで、その犬種の保存を目的に管理・発行されています。
【血統書の記載内容】
◇犬種
◇登録番号
◇生年月日
◇その犬の母犬・父犬・両祖父母犬・曽祖父犬などの、血統
◇被毛のカラー・種類
【1】繁殖者がつけた血統証明書上の正式犬名
犬名+犬舎名で構成されていています。犬舎名とは、犬の名字にあたるものです。 なお「JP」という表現があれば、この犬舎名が国際犬舎名登録されていることを示しています。
【2】JKCで管理されている正式な犬種名
【3】JKCの登録番号
犬種を区別するアルファベット(犬種記号)+5ケタの英数字+年号で構成されています。登録番号の前には、ミニチュア・ダックスフンドであればDHM、トイプードルであればPT、などの犬種別表示がされています。注):登録番号は、血統書を紛失してしまった場合、再発行手続に必ず必要となる項目でもあります。
【4】性別
【5】毛色
【6】ブリーダーの氏名と所在地
【7】犬を譲り受けた所有者の名前
当初はブリーダーや子犬専門飼育者の名前が記載されていることが多く、後日名義変更をすることでご自分の名前で再登録することが可能です。
【8】名義変更届けに新しい所有者が記入した日が譲受年月日として記載
【※】JKCチャンピオン賞暦
賞歴は犬名の左肩に記号で記載されています。
【JKCの血統書の場合】
JKCチャンピオン登録犬=CH、アメリカ=AM、イギリス=ENG
【9】両親犬が種犬認定されている場合に記載
種犬認定とは、その犬種の理想像である犬種標準(スタンダード)に照らし合わせ、優秀な資質を後世に伝えるにふさわしいと判断された犬に与えられる資格。記載されているそれぞれの犬名の頭に*のマークがついていれば、その犬が種犬認定されていることを示します。
【10】生年月日
【11】一胎児登録番号
通常、最初に出産した子犬から順番に登録します。 (1頭ずつ登録する単犬登録と、兄弟をまとめて登録する一胎児登録があります。)