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お悩み相談 2020.10.02

フレンチブルドッグのお悩み相談⑤|獣医さんとブリーダーさんのどちらが正しい?

フレンチブルドッグのお悩み相談⑤|獣医さんとブリーダーさんのどちらが正しい?

Q:ブリーダーさんから迎えた生後6ヵ月のブリンドル男の子がいます。生後3ヵ月くらいの時に下痢が少し続いたので動物病院で検査したら回虫がいました。ブリーダーさんからは虫下しをしてあるけど、そのタイミングで虫が卵の状態だと落ちきらなくて虫が出ることがあると聞いていたのでびっくりはしませんでした。母犬はブリーダーさんが海外から輸入してきた外産犬で外産犬の子は虫が出ることが多いと聞いていたので。ただ動物病院の先生の話は深刻というか他にもいろいろ検査しましょうとか不安に感じるものでした。結局虫下しで綺麗に落ちてそれ以外は何もなく今も元気いっぱいですが、ブリーダーさんと動物病院の先生のどちらが正しいと考えるのが良いのでしょうか?

 

A:これは本当に良くある話ですね。経験上、こうなった場合は獣医さんの意見が絶対的だと考える方がほとんどだと思います。ただ獣医さんもピンキリです。フレンチブルドッグという犬種を正しく理解している獣医さんもいれば、フレンチブルドッグを診た経験が少ない獣医さん、大げさに診断して検査を繰り返しリピート率を上げる獣医さんなど、色々いるわけです。もちろんブリーダーさんも同じようにピンキリなわけですが、「獣医さんの意見は絶対」と思いすぎるのは気をつけたほうがいいかもしれません。ブリーダーさんがベテランで経験豊富な優良ブリーダーさんと仮定するなら、ブリーダーさんの意見も絶対に聞いた上で判断すべきです。

 

例えばフレンチブルドッグ専門のブリーダーさんで何十年とフレンチブルドッグと向き合ってきたブリーダーさんが繁殖した子なら、その血統の成長過程やクセもブリーダーさんは理解しているわけです。もちろんそういったブリーダーさんは、自身が長年お付き合いしている獣医さんが2~3人はいるのが普通です。今回のお話でも、外産犬を輸入するのも簡単ではないですし、虫の説明も適切だと思いますので、信頼できるブリーダーさんだと思って迎えたなら、これからも何かあった時はブリーダーさんのアドバイスはちゃんと聞いてから獣医さんの考えを判断されれば良いと思います。

 

ZAIHOO

はつん

 

 

 

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